第3回オンライン学習会

無償化連絡会・大阪のイベント

朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪 第3回オンライン学習会

再生産される植民地主義朝鮮学校の裁判闘争

日 時 11月29日(日)14:00~16:00

パネリスト 板垣竜太(同志社大学)朝鮮近現代社会史
      駒込 武(京都大学)植民地教育史・台湾近代史
      河かおる(滋賀県立大学)朝鮮近代史・ジェンダー

コーディネーター 藤永 壯(無償化連絡会・大阪)

実施方法  Zoomミーティングによる実施

*申し込み方法*

11月26日(木)までに、下記サイトの申し込みフォームで、お名前、メールアドレス(携帯メールは不可)、ご所属(任意)、留意事項をご記入、ご確認いただいたうえで送信して下さい。参加は無料です

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無償化連絡会・大阪の第3回オンライン学習会は、このたびの裁判闘争で明らかになった日本国家の朝鮮学校に対する差別的な認識について取り上げます。

今回の裁判で国側は、朝鮮学校朝鮮総聯の「不当な支配」を受けている疑いがあることを理由に、高校無償化制度からの朝鮮学校排除を正当化しようとしました。朝鮮総聯は反社会的組織としての側面を有する疑いが強いとして、裁判の論点を、教育の機会均等から治安問題へとすり替えたのです。そして残念ながら、ほとんどの判決は、このような国側の主張を受け入ました。

しかし、在日朝鮮人の子どもたちにとって、日本社会の差別構造の中で、母語や民族の歴史・文化、在日社会の成り立ち、そして祖国の国家・社会体制を学ぶことは、自らのアイデンティティを育むうえで、かけがえのない意味を持っています。にもかかわらず、日本の行政と司法は結託して、民族教育を国家の治安政策の枠の中に押し込め、その意義を侮辱しました。その背景には、植民地支配の時期から連綿と引き継がれた、民族教育を警戒し危険視する植民地主義の思想があります。

そのような観点から今回は、朝鮮学校の裁判闘争を支援してきた3名の日本人歴史研究者の方に、今日なお再生産される日本の植民地主義朝鮮学校の正当な要求を阻んでいることの意味を、さまざまな視点から解き明かしていただきます。どうぞ多くの方々が関心をお寄せ下さいますよう、お願いいたします。

  • 参加者にはzoomミーティングルームのリンク、ID、パスワードなどを、11月28日(土)までにメールでお知らせします。
  • 学習会前にお持ちのパソコンやスマホで、Zoomへのアクセス、視聴などの確認を行って下さい。

主 催 朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪
お問い合わせ ol.musyou.osaka@gmail.com(オンライン学習会専用メールアドレス)

※ 第4回学習会は2021年1月28日(木)19:30~21:30に開催予定です。テーマは「朝鮮学校の裁判闘争を通じて見た民族教育の課題」、パネリストは鄭栄桓さん、趙慶喜さん、金英哲さんです。

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