今年1月26日、差別的な「不当判決」が下された「大阪府・大阪市補助金裁判」が大阪高裁へと闘いの舞台を移し、去る8月7日に始まった控訴審。その第2回目となる口頭弁論が来たる12月6日(水)、午前11時から202号大法廷で開かれます。
前回、原告大阪朝鮮学園は、控訴理由書を軸に要旨陳述を行いました。二人の弁護士が行なった陳述はいずれも、被告大阪府と大阪市の矛盾する主張を追認しただけの不当判決を厳しく指弾する内容となりました。
今回、原告弁護団は、先の無償化裁判判決文に示された補助金支給に関連する記述内容をもって主張を補充し、教育学の専門家(駒込武京都大学大学院教授)による「私立学校振興助成法」に関する意見書を提出する予定です。
大阪地裁の不当判決から一年近く。7月の広島・無償化裁判と9月の東京・無償化裁判。子どもたちの「学ぶ権利」を侵害し、笑顔を踏みにじる国や行政の振る舞いを糾すことなく追認した司法の不当な判断を断じて忘れることはできません。
そして、7月28日に大阪・無償化裁判で勝ち取った正義を今一度、司法の場で示さなければなりません。
子どもたちの「等しく学ぶ権利」を守る一心で法廷を埋め尽くしましょう!!
◆ 12月6日(水)、傍聴券の交付が午前10時20分から始まります。※配布時間が10分しかありません。10時30分には締め切られます!ご注意ください!
◆ 閉廷後、大阪弁護士会館に場所を移し報告会が行われます。弁護団から詳しい解説と今後の方針などが語られます。もちろん参加無料です。ぜひご参加ください。
◆ 翌週の12月14日(木)、11時から大阪高裁202号大法廷で「高校無償化」裁判控訴審が始まります!
今こそ、闘いの正念場、子どもたちの笑顔と希望のために立ちあがる時です!みなさん、是非法廷にお集まりください!!