「声よ集まれ」大阪試写会
在日朝鮮人差別に反対し、共に歩んできた数多くの人々を描いたドキュメンタリー映画「声よ集まれ」。
朝鮮学校に学ぶ子どもたちが生き生きと自らのアイデンティティーを伸ばし育むウリハッキョ。そしてそれを見守る温かい眼差し。朝鮮学校を応援し、支援活動に乗り出す人々を追って「蒼のシンフォニー」などで知らせれる朴英二監督自らが、日本だけでなく韓国、アメリカ、ヨーロッパにまで渡り映像に収め続けた力作です。
11月19日(火)、大阪試写会の会場となった東成区民センターには約140名の同胞、朝鮮学校保護者や日本人支援者たちが集い朴英二監督ら製作陣と共に映画を鑑賞しました。
呉民淑さんの司会で行われた第2部のトークセッションでは、日本や外国で撮影された映画とあって、監督の様々な苦労話や撮影秘話が披露されました。
150時間分にも及ぶ録画データの中に収められたのは、ヘイトスピーチが蔓延する社会で子どもたちを勇気づけるため通学路を見守る人たち、雨の日も風の日も高校無償化からの除外に反対し行動する人たち。毎年朝鮮学校の子どもたちのために数百キロのお米を支援する人たちの姿。その姿は映画のタイトルにもなった「声よ集まれ歌となれ」の歌詞が示す通り、一人ひとりの声が集まりやがてウリハッキョの子ども達を包む歌となった様を表しています。
在日朝鮮人と共に歩む人々のリアルを描き出したドキュメンタリー映画「声よ集まれ」。
韓国と日本各地での試写会を経てさらに編集を重ね、来年完全版としてスクリーンに映し出される人々の姿は、ウリハッキョと共に歩む我々にどんなメッセージを投げかけるのでしょう。
🎶
どれだけ叫べばいいのだろう
奪われ続けた声がある
聞こえるかい
聞いているかい
怒りが今みた声となる
소리여 모여라(ソリヨ モヨラ=声よ集まれ)
노래여 오너라(ノレヨ オノラ=歌よ来い)
声よ集まれ
歌となれ
동무여 모여라 노래 부르자(トンムヨ オノラ ノレ プルジャ=友よ集え 歌を歌おう)
声を合わせよう
共に歌おう 🎵