無償化連絡会・大阪 第4回オンライン学習会
~朝鮮学校の裁判闘争を通じて見た民族教育の課題~
日 時 2021年1月28日(木)19:30~21:30
パネリスト
鄭栄桓(明治学院大学)在日朝鮮人史・朝鮮近現代史
趙慶喜(韓国・聖公会大学校)社会学、マイノリティ研究・ジェンダー研究
金英哲(弁護士)大阪無償化・補助金裁判弁護団
コーディネーター 藤永 壯(無償化連絡会・大阪)
実施方法 Zoomミーティングによる実施
*申し込み方法*
1月25日(月)までに、下記サイトの申し込みフォームで、お名前、メールアドレス(携帯メールは不可)、ご所属(任意)、留意事項をご記入、ご確認いただいたうえで送信して下さい。参加は無料です。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/27456f10682687
*開催趣旨*
2010年4月に実施された高校無償化制度から朝鮮高級学校だけが排除され、すでに10年以上の歳月が流れ、裁判闘争も最終盤を迎えています。全国5カ所で繰り広げられてきた裁判闘争も、広島、福岡の最高裁判決を残すだけとなりました。しかし今のところ大阪地裁以外では、朝鮮学校側の訴えがすべて退けられています。政府の朝鮮学校差別を容認する不当きわまりない司法の判断を、私たちは決して認めるわけにはいきません。このことは何度強調しても、強調しすぎることはありません。
ただし、裁判の終結が闘いの終わりではありません。民族教育の正当性を日本の国家・社会に認識させ、制度として保障させるための活動は、むしろ今後、その真価が問われることでしょう。朝鮮幼稚園に対する幼保無償化実施や、朝鮮大学校生へのコロナ給付金支給など、取り組むべき課題はいっそう広がってもいます。
そして10年の間に、朝鮮学校自身にも少なくない変化が生じています。無償化連絡会・大阪は、裁判闘争の主体である大阪朝鮮学園と弁護団、そして朝鮮学校の支援者によって構成された組織です。今後の民族教育はどうあるべきか、現状を正確に認識しつつ、当事者を中心としながらも、支援のあり方も含め、それぞれの立場から次の一歩を踏み出す時期に来ています。
こうした問題意識に立ち、第4回オンライン学習会では、朝鮮学校保護者の世代に属する各分野の専門家3名をパネリストとしてお迎えしました。いずれの方も朝鮮学校の卒業生です。このたびの裁判闘争の意味や民族教育の現状と課題について、歴史的観点や法的観点、また韓国在住者としての視点から、お話いただく予定です。多数のご参加をお待ちしています。
・参加者にはzoomミーティングルームのリンク、ID、パスワードなどを、1月27日(水)までにメールでお知らせします。
・学習会前にお持ちのパソコンやスマホで、Zoomへのアクセス、視聴などの確認を行って下さい。
主 催 朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪
お問い合わせ ol.musyou.osaka@gmail.com(オンライン学習会専用メールアドレス)