500回目の「火曜日行動」

2022年12月13日、「火曜日行動」が500回目を迎えました。
この日、集会場となった大阪城公園・教育塔広場には朝鮮学校の教職員、保護者、そして日本の支援者たち約300人が、朝鮮学校への差別の是正、補助金支給の再開、高校無償化制度の適用を訴えるために集まりました。

長崎由美子事務局長の司会で行われた集会では大阪朝鮮学園理事長や大阪朝鮮中高級学校保護者代表をはじめとする関係者たちがマイクを握り、1世、2世たちが血と汗を流して守ってこられた歴史ある朝鮮学校を引き続き守り続けてゆく決意を語りました。

また、この日は「大阪高校無償化裁判」弁護団長の丹羽雅雄弁護士も参加され、日本各地の高校無償化裁判のなかで、唯一全面勝訴した大阪地裁判決(17年7月28日)の意義について言及しながら「決してあきらめてはならない。正義は私たちにある」と話しました。

韓国からも朝鮮学校支援団体である「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の孫美姫代表が参加し、子どもたちの学習権を侵害し差別する日本の国家暴力を許せないと怒りを露わにして、これからも共に闘ってゆこうと力強く呼びかけました。

集会後、参加者たちは朝鮮学校の差別是正と共生社会の実現を求めてシュプレヒコールをあげながら大阪府庁周辺を行進しました。