子どもたちの「等しく学ぶ権利」を求めて
〜 大阪府庁前・火曜日行動200回記念行動 〜

「等しく学ぶ権利をすべての子どもたちに」声をからして叫び続け、拳を振り上げて闘い続けてきた支援者と同胞たち。決して喜ばしくはないはずの「記念日」にも関わらず、この日集合場所となった教育塔前広場には250人を超える同胞や保護者、日本人支援者たちが集まりました。直前まで降った大雨も上がり夏の強い日射しに晒された広場では、無償化連絡会・大阪の長崎由美子事務局長がマイクを握り、3名の参加者らを紹介しました。まず最初に紹介されアピールをしたのは、弁護団の木下弁護士です。去る補助金裁判で被告側証人に対し、鋭い反対尋問で厳しく追及した木下弁護士は、馳文科大臣の「補助金交付に関する地方自治体への通知」に対し全国に先駆け大阪弁護士会が声明を発表したことの意義を確認し、今後は日弁連会長声明を出せるよう力を尽くすと決意を表明しました。その後、二人の朝鮮学校保護者代表らがマイクを握りました。参加者らを前に代表のオモニは、長引く差別政策にあえぎながらも子どもをウリハッキョに送り続ける心情を切々と訴えました。「もうこの様な闘いを終わりにしようではありませんか。

