6.jpeg大阪朝鮮学園が敗訴判決を受け声明を発表

当判決に終わった裁判の終了後、記者クラブで会見が行われました。
内外の大きな関心を受け、多数の主要メディアが駆け付けた会見に臨んだのは原告・大阪朝鮮学園の玄英昭理事長、弁護団の丹羽雅雄弁護団長、無償化連絡会・大阪の長崎由美子事務局長でした。会見では、玄理事長が大阪朝鮮学園の声明文を、長崎事務局長が無償化連絡会・大阪の声明文を読み上げました。その後、玄理事長は記者からの質問に答え「補助金の支給停止で深刻な財政難に陥っている。」「民族教育の権利を否定する不当な判決で到底受け入れることは出来ない。」と怒りを露わにしました。また、速やかに控訴する意向を明かし、勝利する日まで闘い続ける意志を力強く表明しました。

大阪朝鮮学園声明

―慟哭、天に達す。怒りをもって闘い続けるー

大阪朝鮮学園は、補助金を、教育に対する政治干渉、圧力として利用し、児童生徒の人権、学習権を踏みにじる大阪府・大阪市の措置の不当性を社会に訴えるべく、2012年9月20日に提訴し、4年4ヶ月、20回に及ぶ口頭弁論を経て、本日、判決言渡しを迎えました。
私は、本日の大阪朝鮮学園の請求を棄却した大阪地方裁判所の判決に強い憤りを覚え、怒りに体が震えました。
決して容認することが出来ません。
国や行政・マスコミが一体となり、反朝鮮学校・反民族教育の風潮を醸成し、ヘイトスピーチ・ヘイトクライムがはびこるような社会が形成されようとしている今般、また、法治国家・先進国を謳っている日本において、唯一、決して間違った判断をしてはならない裁判所までもがこのような判断を下すとは、夢にも思いませんでした。今も信じられません。
全国でも有数の良好な関係にあった大阪府・大阪市と朝鮮学園との関係を壊し、政治や外交上の問題を教育に持ち込んだ一人の首長の判断による補助金の打ち切りは、決して許されることではありません。
朝鮮学校だけを公的助成制度から排除することは、民族教育の権利を否定する、不当な差別であるばかりか、「在日朝鮮人は差別されて当然」という風潮を煽るものです。
なぜ、自国の言葉や文化、歴史を学ぶことが否定されなければならないのでしょうか。
大阪朝鮮学園は今回の不当判決に対して激しい怒りをもって、強く抗議します。
そして、ただちに控訴し、最後まで、そして、勝利する日まで闘い続けます。
大阪朝鮮学園の主張の正当さは、必ず歴史が証明してくれることでしょう。
政府・司法・行政・マスコミが一体となって、行っている「民族差別」、「いじめ」はもうやめてください。
私たちは、今後も大阪府・大阪市の補助金交付並びに「高校無償化」制度の適用を求めて闘い抜きます。
朝鮮学校で学ぶ、子どもたちの笑顔・未来のために!
みなさまの一層のご支援をよろしくお願いいたします。