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松井知事民族教育否定差別発言抗議申入れ


日 時 2016年1月18日〈月)午後2時半~3時半 
会 場 府庁1階会議室
参加者 長崎由美子、大村和子、藤井幸之助、藤岡美千代、李昌受、当事者Kさん、女性同盟Kさん
対応者 大阪府政策企画部秘書課・参事、政策企画部秘書課・総括主査

■申入れ書を二人に手渡し、参加者の自己紹介したのち申し入れ書を読み上げ、当事者として知事に民族教育を受ける権利を「無い」と言われたKさんと、その場に同席して知事発言を聞いたkさんの二人から1月5日の説明がされた。
 長崎より口頭で電話抗議をしたが、秘書課・参事より、知事に確認をしたが対話をしていないので答えられないと返答があり納得できないので今回文書で申し入れたことを説明する。
 Kさん二人からはリアルに知事がビラを無視し、後ろから「この子に教育を受ける権利はあるんですか、ないんですか」の問に「ない」とはっきり聞こえる声で捨て台詞のように後ろも向かずに言った説明があった。
 秘書課・参事は、知事が対話でないと言ったことを、向き合い語り合うことでなかった、誰に言ったかもわからないと言い、知事に「民族教育を受ける権利はありますか?」と尋ねたら「知事はもちろん権利はある。」と言ったので知事は民族差別をしていない。を繰り返した。しかし知事は「ない」と言ってないとは言ってない。現場ではKさん二人と知事、知事のSPしかいなかった。松井知事は今まで何度か裏門で火曜日行動のビラを受け取っており、補助金を復活してくださいの声に「そちらがルールを守れば」など返答している。火曜日行動が朝鮮学校の補助金復活を求めて請願を続けていることを十分知っている。そのうえでこの子に教育を受ける権利があるのかないのかの問いに「ない」と聞こえるような声で捨て台詞をしたのである。知事側は向き合い返答することでなければ対話でない、問題ではないとする対応なので、すれ違いざまに差別語を言い相手と対話していないので差別ではないは許されないはずだと話す。
 とにかく「ない」と知事が発言したのかしないのか返答をしてほしい。と申し入れしKさんが、「ない」発言をしていないというなら知事と直截話をさせて欲しいと発言する。監視カメラがあればその時刻の記録を調査してほしいと申し入れる。返答を長崎まですることで今回の申し入れを終了した。

■1月27日(水)、秘書課・参事より長崎由美子事務局長宛てに返答があった。 知事に確認したところ「ない」の発言はしなかったとの返答があった。 それでは先日、当事者2人が証言をしたことは虚偽なのか問い質したが、知事はしていないとの一辺倒の返答であった。 カメラ映像がないため、当時の証拠がないのをいいことに発言はなかったとする意図だと思われる。 引き続き納得できないので申し入れすると返答した。

大阪府・松井知事による民族教育否定差別発言のあらまし

2016年1月5日、今年最初の「火曜日行動」。大阪府・大阪市により交付が停止されている朝鮮学校への補助金復活と高校無償化適用を求め、朝鮮学校支援者たちと当事者らが力をあわせて大阪府庁前で毎週行って来たこの行動もとうとう177回を数えます。この日、信じられないような差別的な出来事が起こりました。同胞女性のKさんは1才の赤ちゃんを抱いて府庁西側でビラ配りをしていました。昨年、松井知事にこの場所(府庁西側)で会った時、ビラを受け取ってもらえなかったので、今度こそ受け取ってもらおうと思い行動していました。そこへたまたま松井知事が外出先から帰ってきたのでビラを渡そうとしましたが、無視して受け取りませんでした。それで、「知事!この子に面と向かって学ぶ権利がないと言えるんでしょうか!!」と聞きましたが、知事は無視してそのまま通り過ぎようとしました。Kさんは去り行く松井さんの背中に向かって、もう一度「この子には学ぶ権利はないんですか?」と聞いたところ、捨て台詞のように「ない!」と一言いって、足早に去って行ったというものです。
無償化連絡会・大阪は対応を協議し、Kさんや当日その場に居合わせた参加者たちから事件の詳細を正確に聞き取ったうえで、大阪府の松井知事に直接「申し入れ」を行いました。

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